令和2年7月豪雨に伴う抹消登録申請時の罹災証明書が発行されない場合について
令和2年7月豪雨に伴う抹消登録申請時の罹災証明書が発行されない場合
令和2年7月豪雨災害では自動車の流出や土砂に埋まるなどの被害が多かったそうです。
しかし、自動車も一緒に流されてしまったりしていることが多く罹災証明が発行できないケースがあるそうです。
そこで国土交通省は、被災者が置かれている状況(自動車が所在不明のため登録番号が不明など)に鑑み、被災車両の抹消登録申請時の特例的取扱いを行うこととし、全国の地方運輸局に通達を発出したとの報道発表がありました!
所有する自動車を抹消する際、自然災害等の被害にあった登録の原を証する書面として、「罹災証明書」が必要ですが、令和2年7月豪雨においては、自動車の所有者が不利益を被ることのないよう下記の特例措置を講ずることとされました。
必要となる書面・情報の特例措置
①原因を証する書面(罹災証明書又は被災証明書)入手が困難である場合、所有者の申立書をもって「罹災証明書」に代える。
申立書はこちらからダウンロード出来ます。
なお、被災地域以外において登録されている自動車に係る申請については、豪雨災害時に当該地域に所在していたことが分かる具体的な説明の記載が必要です。
②申請に必要な情報
自動車登録番号、車台番号が不明である場合、納税証明書等により自動車登録番号又は車台番号のいずれかが分かり、自動車を特定できれば、申請書を受理する。
被災車両であることの記録について
今回の豪雨災害に係る「罹災証明書」又はこれに代わる申請人の申立書が添付された抹消登録申請については、自動車登録ファイルに被災車両である旨の記録を必ず行った上で処理する。
申立書はコチラからダウンロード出来ます。
軽自動車の抹消手続きについて
軽自動車も同様の手続きで抹消手続きを行うことが出来ます。
車台番号・車両番号の調べ方
どうやって、自動車の車台番号や車両番号(ナンバープレートの番号)を調べるかわからない方もいると思うので思いつく物をピックアップしました。
・加入している任意保険の証券やお知らせなど
・各都道府県の税事務所に問い合わせる(軽自動車などの場合は市役所など)
・購入した自動車販売店に問い合わせる(分からないこともあるかも知れません)
・写真や画像(自動車の写真をとっていればナンバープレートの番号がわかる場合も)
他にも方法があるかも知れませんが一応思いつく限りをあげてみました。